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モリトーはこんな会社です。(3)

2021/01/16

 「リフトは吊り具が大切やで・・・」「吊り具を勉強せなあかん」

1994年大阪城ホール国際展示場での古田恒輔先生との出会いが、当時のモリトーの方向性に大きな影響をあたえたと言えます。

 鉄くずと化したリフトの山の中、友人知人の協力で必死に開発を続け、3種類のリフトを完成。”さあこれからが本番だ”と息巻いているところに、”吊り具が大切だ”と言われ、そんなものなのかなとうわの空で話を聞いていたら、「今度、仙台で吊り具の研究会を開くので来ないか」との話。

 それまでは、何のためらいもなくデンマークのスキャンタル社製ネバスリングを採用し、頭まで支えるフルタイプ、背面までのハーフタイプの2種類、身長と体重でS,M,Lを選んでいた。特に困ってはいなかったが、とりあえず仙台会議に参加してみることになった。

 当時、総合商社の兼松株式会社からデンマークのリナック社製電装品を購入しており、積極的な協力関係が築かれようとしていたこともあって、担当の商社マンと一緒に参加することになった。参加して驚いたことが二つあった。一つは、吊り具の研究会が第一回目で、参加者も少なかったこと。もう一つは、内容もまだまだ未完成のようで、配布された資料や書籍も空白部分が多かったこと。しかし、市川冽氏、窪田静氏、古田氏らの研究発表は、我々にとってとても新鮮な内容で、吊り具の種類、事例、症例、リフト使用上の禁忌事項等多岐にわたっており、介護リフト開発にとっては、絶対に避けては通れない重要なことばかりであることに気づかされた。

 どんなに良いリフトを作ってもそれだけでは全く不十分であること。吊り具が要介護者の身体状況や容態に合っていないと危険であること、介護者が使えるもの、使いやすいものでなければならないこと。

 吊り具の開発が、これからの我々にとって重要な課題であることが明確に位置付けられた瞬間であった。仙台の夜は、深夜まで熱い思いの語りが続いた。

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