介護リフト「つるべー」などの介護製品の販売・レンタル

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モリトーはこんな会社です。(4)

2021/01/16

「このリフトはうちでは使えん。悪いけどかえすわ!」

 1990年代、モリトーが医療機器の販売会社であったころ、よく学校区のPTA主催で介護教室が開かれた。地域の高齢者や主婦が比較的多く参加されいつも盛況であった。在宅で療養される方で、身体障害者手帳1級2級を持っていれば、ほとんど自己負担なくベッド、車いすを始め移動用リフトやスライド式入浴装置など比較的容易に導入する事が出来た。国と県の補助金プラス市の単独事業で無償で支給されたのだ。(地域によって自己負担額や内容が異なっていた)介護教室では「リフトはすごい」「これは便利だ。使ってみたい」と評判になり、注文になったが、実際納品してみると苦情の嵐が待っていた。

 まず床走行リフトは、使わないときの置き場所が問題。狭い部屋では、身動きが取れない。廊下に置くと人が通れない。畳やじゅうたんの上では、車輪がめり込んで重くて動かない。たった数mmの敷居が越えられない。さらに、期待していたお風呂では全く使えない。などなど。「このリフト使えん・・・悪いけど返すわ」につながった。

 スライド式入浴装置も、また便利そうであったが大変の連続だった。浴槽の中にセットした油圧式昇降架台。その架台に付いているレールと椅子に付いているレールをドッキングさせ、レールの上を分離した椅子がスライドし浴槽の上へ、油圧を使って浴槽の中で上下する仕掛けなのだ。家族が入浴するたびに沈んだ架台を取り出すのも大変だったし、浴室の床は水勾配がきつく、体重のかかり具合で、毎回このレールのドッキングにてこずることになりクレームにつながった。いくつかの失敗体験が、われわれに決断を促した。必要な方がこんなにいて、困っているのにどうすることもできない!日本の住宅事情や日本の介護に合ったリフトを作るしかない!海外の物ではだめだ。これを作るのは日本に住んでいる我々にしかできない。「よーし、やってみよう」

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